Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

チュラロンコン大学
2015年4月号 経営学部 H.M

カルチャーショックについて

1、 マヨネーズの味

国によって、マヨネーズの味が違ったこと。自分は、キューピーの現地用のマヨネーズを買いました。そしたら、酸っぱく食べれたものではありませんでした。しかし、タイ人はこれがいいと言います。なぜなら、彼らはマヨネーズをサラダにしか使わず、どの料理にも合うように工夫する必要がないらしいです。そして、次に現地用よりも200円ほど高い日本味を買いました。クリーミーでまろやかでした。国の文化や料理によって、こんなにも調味料が違うということにびっくりしました。

2、 国民性

季節の有無によって、国民性がここまで変わるのかとびっくりしました。タイは雨季と夏季に分かれ、基本的に夏です。(夏は4月)そして、食料自給率は120%であり、なにもしなくても生きていけるし、食料も余っているという状況です。そういう気候が国民性をメリハリのない性格にし、別に頑張らなくても生きていけるという能天気な国民性を生み出してしまうのだと思いました。それに比べて、日本国民は、四季があり、食料自給率が低い。こんな環境で生きているので、真面目、勤勉、働き者という性格になるのだなと思いました。

3、 日本のものの多さ

日本の車、レストラン、日本人。バンコクは日本のものに溢れています。しかし、なにもかも吸収してきたタイにとって、日本という一つの文化をうけていて、日本のものがタイ独自に発展して、融合しているという感じです。しかし、日本ではまだまったくこのことは知られておらず、こういうことを伝えるのは自分の役割だとおもっています。

チュラロンコン大学に留学する覚悟

1、 チュラロンコン大学の基準

これは、ITP550点以上です。これは、アメリカの人気大学に行くレベル並みに高い基準でしょう。これがむりなら、タイ語で勉強する覚悟が必要です。

2、 目的意識

とりあえず、英語を向上したくて、アメリカは人気だから、こちらに逃げてきました。という人はやめておいたほうがいいと思います。第一言語がタイ語なのです。英語だけ学びにきたというのは残念です。タイで、なにがしたいかが大切です。僕の場合は、日本企業のタイでの可能性を見てみたかったので、調査したり、実際に働いてる人と人脈を作るのに尽力しました。また、東南アジアの可能性をこの身で感じ、この目で見たかったから、いろんな国を回りました。

4、 レベルの高さ。基本的に全員、勉強家で、遊ぶよりも勉強こそが人生を豊かにしてくれるものだと本気で、信じている人たちです。授業も実践的で、inputして、理解し、outputを求められる授業です。

5、 寮。自分はcui houseという寮に住んでいて、そこは、最近できた国際寮です。ここは、きれいですが、完全にアパートで、留学生同士が仲良くなるには難しいです。自分には正直難しかったです。これからの留学生もここに住むと思いますが、他の寮に住みたいのならば、ちゃんと寮の担当者にいうべきです。もしかしたら、かえてくれるかもしれません

6、文化の違いや性格の違いの理解。

時間に真面目だったり、きちんとしたことが好きな人にはすこし厳しいかもしれません。いいかげんが“良い”加減みたいな国ですので。自分の国との文化の違いを楽しめる人がいいでしょう。