Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

チュラロンコン大学
2011年9月号 文学部 A.K

●試験のこと

試験について紹介したいと思います。試験は、一学期二回あります。中間試験と学期末試験です。大体、試験は2、3時間程度で行われます。試験用のノートが渡されてそれに回答します。ほとんどのテストが、文章を書かなければならないタイプのテストです。私のタイ語能力では到底いい点を取ることはできません。そのため、先生にお願いして、英語でテストが受けれるようにしてもらっています。タイ語にするか、どういう方法でテストを受けるのかなどは、先生との話し合い次第だと思います。教科書を持ち込んでいいとか、英語の試験を作ってもらうとか、辞書なら持ち込みできるとか、先生と仲良くなればなるほど可能になることが多くなるように感じます。 また、試験期間の間は授業が全くないので、自分がやりたいと思ったことを試験期間のうちに片付けておくといいかなと思います。例えば、大学へ提出しなければならないレポートだったり、自分が行きたいと思っていた場所にいってみたりなどです。

●余暇のこと

今回は、長期の休みではなく毎週末の休日について紹介したいと思います。週末といっても、月に1.2回は授業のフィールドトリップが入るので、あまり休みがない感じです。朝早くから夜遅くまで、または泊まりでのフィールドトリップになるので結構授業より疲れます。ただ楽しいです。その他の休みには、友人と遊んだり、大学の課題をしたりしています。友人とは、どこかへ出かけたり、買い物に行ったりしています。勉強についても、バンコクには図書館がどこにでもあるので日曜日でも勉強できる環境があります。

●人間関係

今回は、留学中の人間関係について私の考えたことを書きたいと思います。私がこちらに留学にきてからというものいろいろな人に出会いました。外国人として、日本人として、タイでいう外国人と付き合う、外国人の中の日本人と付き合う、タイ人と付き合う、いろいろとあると思います。私の場合、タイ語で授業を受けているためタイ人と接触することがすごく多いです。タイにせっかくきているのだからタイ人と関係を持っていたいというのも私の心の中ではあるので、積極的に付き合うようにしています。タイ人と言っても、学生だけでなく、社会人、教授、トゥクトゥクの運転手、警備員など、留学していると様々な形でタイ人とふれあうことができます。一方で、日本人との関係。これは留学中どのようにしていけばいいのでしょうか。留学を始めた頃は、日本人と付き合う必要はないと思っていたのが自分でした。せっかく外に出てきてまた日本人とつるむのか?頑張って外に出てきた意味がない、と思っていました。ただ、こちらに出てきている日本人と話してみて気づいたことが、それぞれ何かしら意思があって外国へ出てきたということです。そんな人は、何か意思があり自分の考えがしっかりしていたりと勉強させられる点がすごくあります。日本にいる時から知り合いで、留学してからもずっと付き合うというのもありだと思いますが、こちらで知り合う日本人というのはすごく価値があるものなのではないかと最近感じています。