Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央大学校
2017年10月号 国際学部 Y.N

◎現地の学生、友人について

私の通っている中央大学には日本語学科があり、この学科の学生は日本に興味がある学生だけではなく、国籍は韓国だけど高校まで日本に住んでいた学生や、日本と韓国のハーフの学生がたくさんいます。その子達は日本語も韓国語も話せるので授業のことや分からないこと、知らなかった韓国のことなどたくさん教えてくれます。韓国の女友達はだいたいが同じぐらいの年齢の子がいるのですが、男友達は私と年齢が同じ人から92年生の人までいます。これは韓国には兵役制度があり、男子学生は大学に通っている途中で兵役に行く学生が多いためです。ほとんどが学生の間に行き、除隊してから学校を卒業して就職するのでさまざまな年齢の友達がいます。これは日本とは違う部分だなと思いました。また、韓国の大学生は休学する学生が多く、遊ぶために休学するのではなく留学や自分のやりたい事が出来たときなどに、ワンクリックで休学ができることに驚きました。そのため同じ学年でも自分より年上の学生がいることが珍しくなく、周りも年齢を聞いてもあまり驚かないところが良いと思いました。日本ならほとんどが同い年で、年上の方がいると少し浮いてしまうし周りの対応も変わるので、この部分は韓国の大学は良いなと思いました。年上の方には『オンニ』と呼びかたが変わるだけで仲良くなれるので、すごく新鮮でした。

 

◎秋夕(チュソク)について

韓国には日本のゴールデンウィークのような連休が毎年9月~10月のどこかにあり、この連休を『秋夕(チュソク)』と言います。元々秋夕は旧暦の8月15日で、この秋夕に当たる日の前後1日が祝日になります。特に今年は異例で、秋夕当日が10月4日でその前後の3日、5日が祝日になり、また10月1日が日曜日だったので間の2日だけが平日で、一日だけ会社や学校に行くことになるためなんと国家的に2日も祝日になりました。これを『サンドウィッチデー』と言うらしいです。また6日が振り替え休日で、7日8日の週末、9日月曜日が『ハングルの日』と祝日が重なって、9月30日~10月9日までの10日間の連休になりました。いつもより長い連休のためほとんどの人が海外などに旅行に行ったり、故郷に帰省したりしていました。また秋夕当日とその前後1日は韓国内はほとんどのお店が閉まり、コンビニも閉まっているところがありました。明洞などの観光地は開いてる店もあるそうです。なのでこの時期の旅行などはよく調べてから行くことをおすすめします。また、今後留学などで韓国に行かれる方は、この連休をあらかじめ調べて旅行に行くなら早めにチケットを取ることをおすすめします。連休中も韓国にいる方は、秋夕の当日のための食料を前もって買っておくことをおすすめします。ちなみに私は連休中に台湾へ旅行に行きました。台湾は日本人旅行客が多いと聞いていましたが、やはりこの時期は韓国人旅行客がたくさんいてました。