Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2016年8月号 経済学部 K.N

【オリエンテーションについて】

アサンプション大学(以下ABAC)の交換留学生向けオリエンテーションは、私がこちらに到着して約1週間後にHuaMakという別のキャンパスで開かれました。(私がいるのはSuvarnabhumiで、HuaMakに行くためには40分ほどvanに乗らなければなりません)そこでの内容は授業やvisa、大学の歴史などで、他の交換留学生との交流も行われました。ただ履修登録、銀行口座の開設、寮の補償金の支払い(8,000baht)、生活用品の買い出し(約2,000baht)、制服の購入(約700baht)などの

諸手続は到着した次の日に済ませました。これらは全てこちらの担当者のAnnieさんとEddyさんがサポートしてくださったために特に困ることはありませんでした。また、ルームメイトにABAC内の案内や、洗濯の仕方、大学内のWi-Fiの接続方法、vanの乗り方など、必要なことをたくさん教えてもらったおかげで、今ではすっかりここでの暮らしに慣れることができています。ひとつ問題があったとすれば寮のWi-Fiが到着後2週間経ってやっと繋がったことくらいです。どうやら手続きが忘れ去られていたようで…笑

 

【初めの3週間を振り返って】

タイに来て3週間が経過しました。初めての場所での生活には不安が伴うもので、私も到着して2,3日は見えない何かに押しつぶされそうでした。日本では簡単にできたこともタイ語が主流のこちらでは難しく、自分の無力さを痛感することもあります。英語で授業を受けることも不安のひとつで、初めは胃がキリキリしましたが、単語でもbroken Englishでも、とにかく何か話せばなんとかなります。とある授業ではそんな不安をかき消すかのように自己紹介をしたところ、みんな笑顔でこちらに注目してくれ、授業の最後には日本語学科の子たちが話しかけてくれました。タイ語しか話せない寮の警備員の方とも、毎日挨拶をしているうちに顔なじみになり、今では会う度に簡単な会話をしています。(といっても「ご飯食べた?」「食べたよ、美味しかった!」が今の私の全力ですが…)彼女たちとの会話の幅をもっと広げたい!それはタイ語の勉強のモチベーションにもなっています。自分の殻に閉じこもっていなければ誰かが助けてくれる、声をかけてくれる。そんなことを、身をもって学んだ3週間でした。さらに一歩外に出てみるとタイは、みたことのない景色、食べたことのないもの、触れたことのない文化など、本当に様々なもので溢れています。それは私にとってとても新鮮で面白く、今では毎日わくわくしています。