Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2016年4月号 文学部 M.O

①カルチャーショックについて

タイに住んで9か月たちました。初めからそんなに驚くようなカルチャーショックはありませんでしたが、これは日本と違うなと思った点をいくつかあげていきます。

一つ目はお金についてです。日本ではタクシーに乗った時おつりは1円単位できっちり返ってくるし、買い物をして大きなお金を渡しても大抵おつりをくれます。でもタイのタクシーではたまにおつりをキリのいい数字で渡されたり(もちろん多めに渡されることはありません)、時にはこちらが1バーツ単位の小さい数字を端折って支払いすることも許されます。そして屋台やマーケットなどでの値段が低い買い物をするときに1000バーツ札などを出すと、おつりがないからダメだよと断られます。なので常に小さいお金を持ち歩くことをお勧めします。

二つ目は男女についてです。私の大学はバンコク市内から少し離れているので寮生活をしている生徒が多いです。そしてカップルで1つの部屋に住んでいる子が結構多いです。友達に聞くとタイ人にはそんなに珍しくないことだそうですが、大学生の歳から同棲!とこれはすごく驚きました。確かにキャンパス内を見るとカップルが仲良く手を組んで歩いていたり、同じ授業を取ったり、ずっとセルフィーしている姿をよく見かけます。あと友達同士で遊ぶ時に友達の彼氏が付いてくるなんてこともめずらしくありません。そしてタイといえばLGBTで有名の通り、トムボーイとゲイの子が多いです。髪が男の子くらいのショートカットの女の子がいればトムボーイ、ゲイは喋り方や歩き方でわかるそうです。女の子何人かの中に一人だけ男の子がいれば、あ、あの子はゲイかもね、とタイ人の子が言っていました。学校でもお化粧をしてスカートを穿いている体格の大きい子はたくさんいます。男の子同士のカップルもいます。私が日本と違うなと思った点は、みんな受け入れているというところです。日本だとやはりまだ物珍しいので、じっと見てしまったりする人もいると思います。でもタイ人は慣れもあると思いますが何も気にしていないように見えます。友達だとすごく仲がいいです。そのような受け入れてくれる環境があるからこそ、自分の好きな服をきて好きなように堂々と過ごせているんだと思います。

 

②ベトナム旅行

学校の祝日と時間割スケジュールが合い5日間ほど休みができたので、ベトナムホーチミンに旅行に行きました。最初の2日間は自分たちだけで観光、1日はベトナム人の友達に案内してもらいました。ホーチミンに来る前プレゼンの準備などで忙しかったこともありとにかくノープランでホーチミンについてしまいました。ツアーも予約しておらず、インターネットもない状態、ベトナム語も全く分かりませんでした。ホテルでもらった地図だけを頼りにとにかく歩き回りました。。。この時期はタイより暑かったので本当に汗だくでした(笑)たくさん歩き回ったおかげで、美味しいお店や地図に載っていない美術館に行けました。ベトナム人の友達に観光案内してもらったときは、バイクにも乗せてもらいホーチミンのuniversity villageと言われる大学がいくつか集まった場所にも連れていってもらいました。自分たちだけで旅行していたら絶対いけないところに行けたので、やっぱり世界中に友達を作っておくべきだなと実感しました。