Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2016年3月号 文学部 M.O

①現地の学生・友人について

タイでも日本のアニメや漫画はとても人気で、タイ人にとって日本はとても親しみやすい国なのかなと感じました。その証拠に自己紹介で日本人ですというと、私はあのアニメが好き!日本に行ったことがあるよ!こんにちは~ありがとう~と知っている単語を言ってくれます。そのおかげで、日本や日本語に興味を持っている子が話しかけてくれて友達ができたりもしました。みんなが日本人に優しく気さくに接してくれるので、タイに来てよかったなと感じます。仲良くなると、お家に遊びにおいで!と誘ってくれることもしばしばあります。日本のようにお客さんをおもてなしするのが礼儀らしく、お母さんが次から次へとご飯や果物を出しておなかすいてない?とたくさん気にかけてくれました。

タイの学生でアルバイトをしている学生は少ないです。タイのアルバイトはシフト制ではなくほぼフルタイムでありお給料も安い、あとは勉強が忙しいからだと言っていました。アルバイトをしている子は、語学を教えるアルバイト、日本語を勉強している子は日本人向けのマッサージ屋でのアルバイトなど時給がいいものを選んでしていました。

学生寮に入っているタイ学生は週末になると自分の家に帰ります。日本の一人暮らしの学生とは違って、帰らないと親がなぜ帰ってこないの!と言ったりするそうです。身内や目上の人を大切にする文化がこういうところにも出ているんだと思います。なので週末には学内に人が少なくなります。

 

②残りの生活について

タイの生活もあと2か月となりました。段々とタイでの生活が自分の中で当たり前になって、来た時に新鮮に感じていたもの全てを自然と受け流すようになってきました。取っている授業も少なく、アルバイトもしていないのでこちらにいると日本にいるときの倍以上時間の余裕があり、ぼーっとしていれば一日が終わってしまう時もあります。この時間をどう使うかは自分次第、動くのは自分、ということを考えると、正直無駄にした時間はたくさんあります。日本が今4月で、新たなスタートの季節なので、私も初心をもう一度思い返して、ここに来て何をしたかったのか、何を得たかったのか見つめなおし残りの時間を有効に使います。