Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2015年12月号 国際文化学部 Y.F

①日本から持って来てよかったもの

私が日本から持ってきて良かったものは、抹茶のお菓子です。日本が恋しくなったときに自分で食べるもよし、お近づきのしるしにタイ人の友達にあげるもよし、ちょっとしたお礼としてプレゼントするもよしといろいろな使い方ができます。タイでも抹茶風味のチョコレート菓子は売っておりとても人気ですが、日本で作られた輸入品になってくると総じて値段が高めに設定されており、気軽に買って食べることはあまりないようです。

また、私は日本円を現金で多めに持ってきていたのですが(約7万円)、それも後になって役に立つことがありました。というのも、キャッシュカード関連で何度かトラブルに見舞われてATMからお金を引き出せない事態に陥ることがあったからです。日本で発行したカードをいざ海外で使おうと思ったらこのカードは学生ではお金を引き出すことができないと現地で判明したり、カードの暗証番号を立て続けに間違えてしまったせいで不正使用と怪しまれ、AMTに挿入したカードが出てこなくなってしまったりと(日本では不正使用の疑いがある場合はカードが凍結されて返却されることがほとんどですが、こちらではカードがATMに呑まれたままになってしまうことがあるようです。管理会社に連絡しても「こちらからは返す事ができない、日本のバンクに相談してくれ」の一点張りでどうしようもありませんでした)不安になることも多かったのですが、日本円で現金をもっていたおかげで、新しいカードが手元に届くまでなんとか暮らしていくことができました。

 

②タイの犬について

ちょっとした事件があり病院に行く機会があったので今回はそれについて書こうと思います。早朝に大学構内を散歩していたのですが、敷地の端のほうで、とある中型の犬と目が合ってしまい、ご飯をくれると勘違いされたのか、運悪く、飛び掛られしばらく追いかけられてしまったことがありました。首輪もリードもなく、誰の制御下にもない犬だったので引き離すことができず、何度も飛び掛られ、噛まれこそしなかったものの、足にいくつもの引っかき傷ができてしまいました。大事を見て保健室に足を運んだところ、狂犬病などのワクチンを打ったことがあるか、今時間はあるかを確認され、打っていない、予定はないと伝えると、そのまま保健室の手配した車で病院に搬送されEmargency Roomで破傷風と狂犬病のワクチンを打ってもらうことになりました。大げさな、とも思いましたがWHOの目安によると、引っかき傷でも十分狂犬病発症の危険性があるためワクチン接種は必須のようです。破傷風は計3回、狂犬病は計5回ワクチンを打たなければなりません。しかし、手渡されたカードがあればどこの病院でも、日本でもワクチンを受けることができるそうなので、その点は少し安心です。

ワクチンの診察券表紙

ワクチンの診察券中身

白黒が破傷風、カラーが狂犬病です