Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2016年1月号 国際文化学部 Y.A

1.試験について

ABACではそれぞれの教科で1セメスターにつき、中間試験と期末試験が設けられています。Englishの授業やInto系の授業、つまりいわゆる必修科目系の授業には中間試験と期末試験の他にQuizと呼ばれる小テストを行う授業もあります。Quiz1時間、中間試験は2時間、期末試験は3時間です。タイでは日本と違って、試験の解答に青色のボールペンを使用するのが暗黙のルールで、試験を受ける際は青ボールペンと修正ペン、シャーペンと消しゴムが必要です。先生によってはシャーペンで書いても大丈夫な教科もありますが、ボールペンで書いた方が確実です。それと、教室には時計がついていないので試験の時は腕時計を持参することをおすすめします。終了30分前くらいからアナウンスをしてくれますが、5分前からしかカウントしてくれない先生もいるので気を付けてください。試験形式は、主に論述とマークシート(multiple choice, true or false, matching)の2種類で、論述のみの試験であったり論述とマークシートの両方を出題したりと教科によってそれは異なります。あと、試験の時は制服の着こなしについて注意しなければなりません。普段はバッジを付けなくても大丈夫ですし、黒い靴ではなくてサンダルでもいいのですが、試験を受けるときはきちんとfull uniformでないと受けさせてくれません。男子は指定のネクタイ着用とタイトでない黒ズボンと黒靴、女子は短すぎないスカートと黒靴が必須です。それぞれ男女ともバッジとベルトも着用しなければいけません。教室に入室する際に、学生証の提示と制服チェックがあるので気を付けてください。

 

2.週末の1day trip -カンチャナブリー県

1月末に友達とタイの西部、ミャンマーとの国境近くに位置するカンチャナブリー県に日帰り旅行に行ってきました。タイには本当にたくさんの観光地があり、とても魅力的な国です。カンチャナブリーまでは電車で行きました。私が行ったのは週末だったのでバンコクのフアランポーン駅から特別観光列車が出ていて、それを利用しての旅でした。この列車は朝630分にフアランポーン駅を出発して終点のナムトック駅で折り返し、20時頃にバンコクに戻ってきます。所要時間は往復で約10時間です。エアコンがない列車で、窓を開けていると砂埃がすごくて髪の毛もバシバシになったりしましたが、タイの田舎の景色やローカルな雰囲気を味わえるので、私はとても楽しかったです。カンチャナブリーは、映画『戦場にかける橋』に描かれた戦争の舞台になったため世界的にも有名で、たくさんの観光客が訪れます。また第二次世界大戦中に、日本軍が捕虜を使って建設した鉄道としても有名で日本とタイの歴史を学ぶこともできます。学校が始まるとなかなか遠出をして旅行に行くのが難しいですが、カンチャナブリーなら列車を使って日帰りで行けますし、豊かな自然に触れることもできるので、ぜひおすすめしたい観光地の1つです。