Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2013年4月号 国際文化学部 I.I

1.環境について(大学施設/サービス、住宅、街並みについて)

アサンプション大学は非常に広く、大学の敷地内にジム・プール・サウナ・レストラン街も完備されています。寮も大学の敷地内にあり、タクシーやバスが普通に大学の敷地内を走っているのでタイに住んでいるというよりもタイの大学に住んでいるといった表現を使った方が正しいかもしれません。大学自体は郊外に位置しているのでどこかに行こうと思えば、必ずタクシーやVan(相乗りできるワゴン型の車)に乗らなければ目的地に行くことはできません。バスが頻繁に通っているという場所でもないので、バスを使わず電車を使う人が多いですが、一番近くの駅に行くにも徒歩でいける距離ではないので車が必須の交通手段になります。大学の施設だけで、不自由なく生活することは可能ですが、2ヵ月が経とうといている今となってみれば、その環境が少し退屈だったりもします。

大学の施設は比較的きれいだと思います。図書館も広く、もちろんそこで勉強することもできます。ただどこの施設もクーラーがききすぎており寒く感じることが多々あるので、外は暑くても何かしら羽織れるものも持っておくことをお勧めします。大学内の建物に入れば、Wi-Fiを使えるので日本からもってきた携帯を使用することもできます。それは寮でも同じです。しかし何故かたまに使えない日があったりもするので、困っています。こっちにきてすぐに使えるというわけではなく、寮での使用には半日、大学の敷地内での使用には2日はかかると思っていたほうがいいと思います。

 

2.オリエンテーションについて

学年歴が変わり留学期間も急遽12月までとなってしまった今年は、アサンプション大学でも異例の一年となっているようです。そのため今までに留学されていた方々が書いておられたオリエンテーションのようなことは4月末の現段階ではまだ行われていません。(行われるかどうかも分かりません。)先月のマンスリーレポートでも少しふれましたが、到着した次の日に担当の方が個別にタイで使う銀行口座や生徒IDカードをつくるための用紙の書き方を教えてくださいましたが、施設の使い方やどこにどういった施設があるのかといったオリエンテーションらしきものは行われませんでした。日本語学生の方に案内してもらい施設に関しては知ることができました。VISAの手続きに関しても自らVISAはどうしたらよいのかと聞いてはじめて担当の方が動いてくださいます。一度日本で手続きを行いVISA をとったからといって終わりではありません。しっかり手続きを行わなければ知らないうちに期限がきれてしまっていたり、旅行に行ったのはいいもののタイに戻ってこられなかったり、といった事態になってしまいかねないので要注意です。それと同時に履修登録に関しても同じです。交換留学の担当の方がおられるオフィスが私の今いるキャンパスではなく、もう一つのキャンパスにあるからかもしれませんが、オリエンテーションが開かれるだろうといって待っていては困ることがたくさんあります。まわりの正規学生の友達と交換留学生とでは扱いが異なることが多々あるので(履修登録もその一つの例です)、自分は今どうしなければならないのかをしっかり考えて行動していく必要があります。私もまだまだ分からないことはたくさんありますが、自分から積極的に動くことは必ず自分にプラスになると信じて頑張っています。