Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2011年7月号 国際文化学部 M.H

授業紹介

私は現在4科目受講しています。

English 1

Introduction to Business

Business Communication in English 1

Listening and Speaking

これが私がとっている授業です。English1は内容がすごく簡単で、基礎的なことが多いですが、何より英語を英語で学ぶということはいい影響を与えてくれます。しかし、ひとつ問題はclassmateがあまり英語を話せないということです。Englishは1から4まで授業があるので、せめてEnglish3から受講することをおすすめします。Introduction to Businessはビジネスの基礎を勉強します。ビジネスは初めて勉強するので、私にとっては新鮮でおもしろいです。ただ、reportやpresentationは結構たいへんです。私たちはトヨタのproductについてpowerpointを使いながらやりました。大変ではありますが、日本ではpresentationをする機会があまりないので、良い経験になります。この大学ではBusinessの授業はタイ人の先生が多く、他の授業はタイ人以外の先生が多いそうです。

 

カルチャーショックについて

私が感じたカルチャーショックは、まず、タイの人はすごく自由なところです。バスに時刻表はなく、来たら乗る、来なかったら待つ、という感じです。この前はバスが目的地まで連れて行ってくれませんでした。でもそれに対して怒ったりする人はいません。そんな面もありながら、基本的に待ち合わせ時間は守る人が多いです。そのギャップにも最初は戸惑いました。コンビニなどの店員さんの態度もすごく無愛想で怖いです。でも、最後にありがとうと言うと、笑顔でありがとう、と返してくれます。そして、次に驚いたことが、道で足がない人や、赤ちゃんを抱いた人などが物乞いをしています。そんな光景はバンコクのどこでも見られます。iphoneやルイヴィトンのかばんを持って歩く人とそのような人々が同時に目に入ります。日本ではあたりまえなことが、あたりまえではないということはこういうことなんだな、と実感しています。

International Student について

アサンプション大学にはたくさんのinternational studentがいます。やはりタイ人の割合は多いですが、世界中の様々な国の人たちがいます。その中でもやはりタイに近いこともあり、ベトナム、ミャンマーを始め、ネパール、ブータン、パキスタン、バングラデッシュといった国の人たちが多いです。そのような国の人たちと関わる機会というものはそうあるわけではありません。特にブータンは観光客から国を守るために厳しい規制をおこなっている国なので、国の話などを聞いていると世界には本当にたくさんの国が存在することを思い知らされます。同時に、みんな自分の国の言葉も英語も、両方母語として話すことにも驚かされます。勉強に対する意識も、国に対する意識も、宗教に対する意識も日本とは全然違います。さらにここにいると、今まで聞くことのなかった発音の英語をたくさん聞くことができます。インドなまりや、タイなまりなど、様々ですが、特にタイ人の英語は本当に聞き取りにくいです。しかし、そういった経験は今後に生かすことができると思いますし、自分たちの英語も外国の人たちから聞いたら日本なまりなんだろうな、と思わされます。いろいろな国の人たちと話すことによって、その国の文化を知るだけじゃなく、日本という国が世界からどう見られているかも知ることができます。私は本当にいい環境にいて、今しか経験できないことを経験しているな、といつも思わされます。