Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2011年10-11月号 文学部 K.N

余暇について

期末試験が終わると、約1カ月のお休みとなります。タイ人は実家に、ほかの国から来ている人は自国に早々と帰って行きます。

洪水の被害など様々なことが重なり、ものすごーく静かな雰囲気なキャンパスになってしまってました。僕は何をしていたかと言うと、あまりみんなと行動することが好きではないので、特定の友達と遊んでました。そしてその人がチェンマイいいですよ。とふと口に出したので、翌々日から1人チェンマイ旅行に出かけるという行動に出ました。

バスで14時間くらいです。普通なら12時間くらいなのですが洪水の影響で遠回りになってしまい時間がかかってしまいました。バスで寝れない僕にとっては地獄の14時間です。チェンマイではタイ語が通じないのでおもっきりボラレマシタ。まあ仕方ないか…と諦め、ゲストハウスで知り合った世界を旅している日本の方と色々チェンマイを回り、楽しく、時にタイの裏側を見せられつつ、ゆっくり時間が過ぎて行くというなんとも言えない、田舎のスローライフを堪能することができました。1人旅は危険ではないのか?と躊躇するかもしれませんが、旅先でたまたま出会う人と一緒にご飯食べたり、お酒を飲んだり、どんなものを見てきたのか写真を見たり、体験談を聞くととても自分の人生の刺激になりますので、みんなで色々するのもいいですが、1人旅。ぼくは是非ともお勧めします。

さて、チェンマイだけで終わるはずがスコータイに行きたくなり、チェンマイからスコータイへ、ただの好奇心のかたまりで行ってきました。いうなれば、ノリです。スコータイですが、昔はとても栄えていたであろう雰囲気はあります。しかしながら今はなにもない街です。ゲームに出てきそうな感じです。ここでもとてつもなくボラレル。まあこれもいい経験だと思います。途中から諦めてました。世界史の教科書や資料集には必ずと言っていいほど出てくる有名な像などを見ることができ、スコータイはとても刺激的な場所です。ボラレルということを除いてはですが…。帰りのバスでも寝れることなく、スコールが降り、バスが雨漏りし、その下の座席が僕で水に打たれながら帰路につくという奇跡を最後に起こして隣のおじさんに心配されながら僕の旅は終わりました。

何が起こるかわからない、色々な新しい刺激が待っているということで、先ほども述べましたが1人旅は1度はやるべきだと思います。

なにかしら新しい発見は必ずあります。トラブルもあります。しかしそのトラブルも醍醐味だと僕は思います。いい1週間の旅でした。