Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2011年1月号 経済学部 M.H

この一年を振り返って

まず、期待と現実の壁にぶつかるところから僕の留学は始まった。最初はすごく悩むことが多く眠れないこともあった。しかし、そのつど様々なアプローチ方法を使って問題を解決した。そして、今ではタイ語、日本語、英語を使えるようになった。ここまで来られたのも、たくさんの人が僕を支えてくれたからであると本当に思う。まず、両親には、勝手気ままにしたいことばかりしてきた自分を受け入れてくれ理解してくれた。本当に親のありがたみがわかった。そして、同じ時期に来た交換留学生の方には、英語を教えてもらったりいろいろなことを教えてもらったり、またライバルとして高いモチベーションを持ち続けることが出来たのも彼らのおかげだと思う。おそらく一人で留学にきていたらあのまま遊びほうけていたのかもしれない。本当に良い刺激を与え続けてくれた。現地で知り合ったタイの友人たちは本当に暖かく、彼らなしでは今の自分はないと思う。何も知らない僕たちに、1から教えてくれた。さらにたくさんの人が僕に力を貸してくれ、ここまで来ることができた。本当にこの留学に来てよかったと思える。一番大きく変わったところは、自分について考える時間を得ることが出来たこと。バイトをする時間を、勉強に当てることが出来たことである。まず、英語の能力はリスニング・スピーキングが伸びたように感じる。タイ語は、すべての能力が伸びた。人間やろうと思えばなんでもできる。僕の場合、人間そのものがいいほうに変わった。なので、この留学が僕の人生を変える大きなターニングポイントになったと思う。
帰国後どうこの留学経験を活かす予定なのか
タイは日系企業が最も多くある国といっても過言ではないと思う。また、今後もそれは増える一方だと思う。僕は三ヶ国語を話すことができるようになり、またタイの文化などの知識も得られた。それらの知識をすべてを活かし、タイで仕事をしたい。また、仕事だけではなく、龍谷大学の学生に向けて、タイ留学のすばらしさについて伝えていきたい。このようなことを伝えられるのは実際に現地に赴き一年間学習したという経験が必ず必要になると思っている。それが出来るのは僕しかいないと思っている。このことが、アサンプション大学と、龍谷大学のよりよい関係に繋がると思うので、ただ行って帰国しそれで終わりではなく、これを次の世代に語り継ぐという伝統を続けていきたいと思う。仕事・学業、両方の面で今回得たことを最大限に活かし活用していくつもりだ。
とにかく前へ
僕は、TOEFLの点数が過去最低点でこの交換留学に合格した。僕も、まさか合格するとは思わなかったし、面接もうまく出来なかったと思った。しかし、国際部の方の後押しも頂き、なんとか合格することができた。本当に感謝している。また、こうした状況を覆そうという気持ちが、自分の原動力になり前に前に進むことが出来たと思う。その気持ちを力に、僕は日々の学習に励んだ。今となれば、そういう状況にも感謝している。そういう風に僕は成長し、今の自分がある。今、僕のレポートを読んでいるが、自分のテストの点数が低くて自信がない、と応募をためらっている方がいるのであれば是非挑戦してみてほしいと思う。なぜなら僕でも出来たのだからきっと他の方も出来ると思うからだ。初めからできないと思っていたら何も出来ないと思う。勉強なんてものはやり方である。机の前に座って勉強するのが嫌いなら、留学生と遊んで会話を少しずつでも学べばいい。人と同じ事をしないといけないなんてルールなんてないし、自分らしさを前面に出して他人と違うことをアピールしていって欲しい。そして、とにかく思い切って一歩踏み出して欲しい。その行動力もきっと強みになると思う。なので怖がらずに思い切って挑戦していってほしいと思う。もちろん僕も皆さんに負けないようにもっともっと新しいことに挑戦していきたい。
最後に、国際部の職員の方々、みなさん本当にありがとうございました。この留学がなかったら本当に僕は、遊びほうけていたし、ここまで真面目な人間になれていなかったです。ありがとうございました。