Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2011年6月号 文学部 K.N

1. オリエンテーションについて。

オリエンテーションですが、僕が参加したのは新入生の為のとオリエンテーションと留学生用のオリエンテーションの2種類です。

前記は内容がすべてタイ語だったので、必要性はあったのかなかったのかわかりません。かつ、なにを仰っていたのかは不明です。きっと大学に関してのことを言っていたと思います。よくあるオリエンテーションって感じでした。中身はそれほど重要ではなかったように感じます。後記に関してですが、留学生用と言うことで、VISAに関して、また学校内の施設等の話を聞きましたVISAの更新がメインと思います。しかしながらすべて既に聞いていたものでした。

2. 環境について

僕はこちらにきて1カ月しか経ってないので正直環境の変化に対応できていません。さて、環境ですが、ここははっきりいって「田舎」です。バンコクと明記されていますが、京都といっても山奥があるようにバンコクにも街外れがあり、中心地にでるにはバスかタクシーかで行くしかありません。都会に行くのに軽く1時間と考えてもらっていいと思います。都会に出て行くと発展途上国の「明」と「暗」をふつふつ感じます。大型デパートやマンションなど発展のさなかですが、道路では物乞いもあり、やはり日本とは違うのを思い知らされます。住居ですが、寮に住んでいます。不自由はそれほどないように感じます。ただアリがどこからともなく湧き出てきますが…そして、ベッドシーツと枕、また掛け布団は自分でそろえないといけません。僕は未だに掛け布団なしで寝ていますが、おすすめはしません。あえて不自由なことをあげるとしたら洗濯です。寮自体には洗濯機がなく、少し離れたところにあります。そして、洗濯機はみんなが使うので、前の人の衣服のクズがなどが残ってる時があります。たまに洗う前より汚くなります。洗濯ネットは必需品と言えるでしょう。想像以上に何でも買いそろえることができます。なので、それほど不自由することはありません。

3.国民性

タイといえば「マイペンライ」の精神で成り立っています。「マイペンライ」=大丈夫、大丈夫。といったところでしょうか。彼らが言う8割は全然大丈夫じゃありません。それと微笑みの国という言葉です。僕はあまり微笑みを感じたことはありません。逆に視線が怖い…って時のほうが今は多いです。僕の留学生活は初日に空港での待ち合わせで2時間待たされ「忘れられたと思った」と言うと、満面の笑みで「マイペンライ」って言われて出迎えが登場したことから始まりました。これ以降僕はあまりなにもうかつに信じなくなりました。これがタイなのかと思い知らされました。タクシー運転手は道がわからなくてもとりあえず乗れ!!って感じです。道を間違えたら笑顔で一言「マイペンライ」です。この際も全然大丈夫じゃないんですが…良くいうと気楽、悪くいうと大雑把かつ適当かつ大胆かつ…。って言ったところです。時間にはものすごいルーズです。授業も毎回遅刻で、ノートもペンも持ってこない子もいます。あなたは…何が…したいのだ…と思いますが…。遅刻して、ずかずかと先生の前を横切るのは普通です。12時の授業が12時10分に始まったり、さらには先生がいなかったりもします。初めは驚きました、しかしながら僕の場合は1発目に2時間の遅刻なので逆に開き直って、僕も時間にルーズに過ごしています。こういった無駄な順応力はあるみたいです。良くも悪くも適当なのです。上手く順応できればとてもいい生活を送れそうです。日本人は生き急ぎすぎているとも感じますね。